こんにちは。
こころ屋 藤田です。
北海道も日々気温も上がり春が更に近づいてきました。
花粉症対策をしっかりしておきましょう。
さて今回は、特殊清掃が必要になるまでの経緯です。これから気温が上がるにつれて孤独死につながることが懸念されます。
社会問題である現実に向き合って頂き特殊清掃案件が少しでも減ってくれたらと思ってお話をしたいと思います。
題目にもあるように特殊清掃が発生するまでの経緯についてですが、特殊清掃が必要だという事は、お部屋で人が亡くなっていた。という事になります。
お家で亡くなると基本的には、救急車ではなく警察での対応に代わります。故人様は警察が引き取り、身元の確認、ご家族の確認及び調査が開始されます。故人様は事件性の有無がありますので司法解剖になり死亡診断書から検案書に切り替わます。
その後は当然警察からご家族へ突然の電話が行くことになります。ご家族は当然何が何だか分からないパニック状態で地元へ飛んでくることになります。(中には地元へ帰ってくる道中記憶が全くない方もいらっしゃいました)
お部屋で亡くなり、色々なきっかけで発見されることになります。
その発見のされ方にもよりますが、季節的に夏なのか、冬なのか更にお風呂場の湯舟に浸かった状態で発見されたりする場合、ストーブのつきっぱなし、電気毛布等が原因だと更に悪い状態になりかねません。
そのような状況から特殊清掃作業となると床下まで体液がしみ込み床そのものを開口しなければならなくなります。(作業範囲が拡大します)
季節やお家の状況により故人様の状態は大きく変わります。まずは、このような事にならないことが一番大事ですが、人はいつどこでどうなるか分かりません。
分からないからこそ、日頃から近隣やご家族とのコミュニケーションが非常に大切になります。(見守り体制の構築を!!)
自分のまわりは大丈夫とは思わずに注意して頂けたらと思います。
特殊清掃が必要だという事はとても悲しい出来事です。時間が経ってしまうとお顔を見ることすらできなくなってしまいます。せめて最後くらいはお顔を見てお別れしたいのが本音ではないでしょうか。
人はいつか必ず亡くなりますが、人生精一杯生きて大往生が理想ですよね。
日々心も身体も健康に長生きすることが一番です。
悲しい出来事にならないために、こころ屋はいつでもご相談を受け付けております。
お待ちしております。