こんにちは。
こころ屋 藤田です。
今回は、普段こころ屋では遺品整理や特殊清掃
合わせて生前整理も行っており特に生前整理に関わる内容についてお話をしたいと思います。
こころ屋は、生前整理に関わらせていただくきっかけは
ご依頼者様(ご家族)からのお話で親がもう一人では生活が厳しくなって施設への入所を余儀なくされた。
ご家族と今後一緒に生活することになり家を手放すことにした。
など 様々な内容をお聞きします。
そのうえで当日作業をさせて頂く際、お話を聞いていると親が一人で生活していて家の中で転んで起き上がれなくなった、
結局骨折をしていて手術することに・・・
棚の上にあるものを取ろうとして落下、腰の骨を折る大けが等痛々しい出来事があったことを伺います。
いつかは親御様もお年を召して誰かの助けを必要とする時期が来ると思いますが少しでも自分の力で生活、そして元気で健康に過ごすことができたら。
ご家族も嬉しく思うのではないのでしょうか?
勿論そのためには、現在ご自身に合わせた生活環境をしっかり整えること。非常に大切です。
- 自分が困らないようにケースワーカーに一部相談や依頼
(お家の中の身の回りのお手伝い等)
これについては、見守り体制の構築にもなりますしコミュニケーションにもつながります。
- 各お部屋の整理
必要性の低い物は処分していく勇気を持つ極力シンプルに
- 棚の上に物を置かない
事故を未然に防ぎましょう
- 色々なサークル等に参加
自身の刺激にもなり他の方との繋がりで楽しく生活
- 日記など(エンディングノートも含む)を書く
普段の出来事や思ったことを文字にすることでご本人にとって気付き のきっかけ作りになります。
上記のお話を含めてさらに大事になるのが、自らSOSを伝える勇気を持つことです。
これについては、長年自分の力で誰に頼ることもなく生活をしてきた、むしろ他の誰かを助ける側であったという自負もあり何か問題が起きたとき、その自負が仇となり助けを求めることが出来ない方が多くいらっしゃるそうです。
もし、実際に助けを求めずにおおごとになってしまったら・・・
と考えると、遺品整理や特殊清掃をしているこころ屋としては非常に心配になってしまいます。
この現実をご家族みんなで共有して頂き、決して他人ごとではない事と捉えて頂けたら幸いです。
それが、自身の身を守るための生活行動につながる大切なことです。