こんにちは。
こころ屋 代表 藤田です。
今回は、動物臭消臭作業と生前整理のご依頼を賜りました。
ご依頼の経緯はご依頼者様のお母さまが長年ボランティア活動で
犬猫の保護をしてきたそうです。
非常に素晴らしい活動をされてきて、沢山の方たちから頼られる存在だったそうです。
しかしご依頼者の話をお聞きすると、お母様はお一人で頑張って動物保護ボランティア活動を行ってきましたが、今までできていたことが出来なくなってしまい、乱れた環境の中で
倒れていたそうです。
幸い救急搬送され、事なきを得たそうですが今は順調に回復してきていると伺っております。
その中で、今回お家のお片付けと合わせて動物消臭のご依頼をたまわりました。
ご家族もショックを隠し切れない様子で何とかこころ屋へ辿り着いたとまで言っていただきました。
ご依頼者様は、お母様の気持ちや周りのボランティア活動の皆様等
関係者への気配り、配慮が細やかな方でした。
ですが、周りへの気遣いのしすぎで疲れ果てている様子も伺えました。(心配です)
作業中も途中経過報告に対しお話をさせていただき、目に見えて片付く様子を
見ては、涙を流しながらお話を聞いて下さいました。
こころ屋は、ただ片付けをすれば良い、ただ消臭すれば良い という考え方では
ありません。
ご依頼者様であるご家族皆様の心中を汲み取り心から安心してもらえる行動を
心がけております。
実際はこころ屋の作業終了後もご家族はまだまだ沢山しなければならないことがあります。
その沢山の事柄にしっかり向き合って頂くための区切りをこころ屋が担えればと
思っております。
今回の件については、動物の多頭飼育ではありますが
捨て猫や捨て犬、行き場を失い殺処分されるはずだった動物たちを
全て引き受け命を救ってきた方が、ご自身の年齢体力の限界から倒れてしまい
入院、お家には戻ることが出来ず娘様が窓口となって整理片付けをする結果と
なりました。
最後は無事に完了報告とお引渡しが出来ました。
ご依頼者様である娘様は安堵の表情を見せてくださいましたので
まずはひと段落していただいたのかな と思っております。
北海道も今現在数多く多頭飼育による環境崩壊が起きております。
飼い主の立場、動物たちの立場からも劣悪な環境では良い結果にはなりません。
少しでもこのようなことが事が減ってくれることを願うばかりです。