こんにちは。
こころ屋 藤田です。
先日、東京都在住の息子さんから北斗市在住のお母さまがお亡くなりになりこの度ご遺品の整理を賜り作業させて頂くことになりました。
お母様は当時85歳で、つい最近までお一人で生活をされていたそうで要介護度も5段階中2段階で頭もしっかりしていたそうです。
それが突然体調を崩しあっという間に逝ってしまったとのこと・・・
こころ屋スタッフ一丸となり作業中もどんどんお部屋の家財類がなくなっていく様子に寂しくありませんか?と息子さんに投げかけました。
『やっぱり寂しいね・・・』と一言。
当たり前のことを聞いてしまいましたが、息子さんも改めて片付いていく様子に寂しさを感じておられていました。
作業中もあちらこちらからスタッフが小銭やお札等、どんどん出てきて息子さんもびっくり(途中和やかになる場面もありほっと一安心)
また、昔はどこにでもあった品物がどんどん出てきて昭和の時代を感じることも出来ました。
特に卓上ミシンは息子さんいわく昔母が良くミシンで裁縫をしていたことを思い出すとお話してくださいました。
ご家族にしかわからない事を沢山教えて頂き遺品整理中に必ずと言っていいほど感じる思い出に触れ寂しさを感じながらも良い時間だと言って頂きこころ屋一同感謝しかありません。
また、こころ屋は基本お家の家財類は捜索物作業も含め家財類は午前中に搬出完了致します。そのあとはお部屋の簡易清掃に移り少しでもご家族に喜んで頂けるよう努力しております。
清掃作業中に息子様からあっという間に部屋が綺麗になってすごくうれしい。
改めてこの部屋に住みたくなったと言っていただいた時には本当に嬉しく感謝しかありません。
息子様には最初から最後まで、作業中退屈な時間もあったとは思いますが嫌な顔を一切することなくお付き合い頂き心から感謝申し上げます。
最後に息子様がこれで実家が無くなる。
ここに来ることもほとんどないな・・・と
寂しさがにじみ出ていたのが印象的でした。
作業完了後、こころ屋はご依頼者様へこの度のご縁を頂いた証として『こころ屋オリジナルの家ぐるみ』をお渡ししております。
こころ屋は、遺品整理等は決して軽い出来事とは捉えておらず、ご家族にとって大きな出来事だと思っております。だからこそ、家ぐるみをお家に飾って頂き日頃より目にすることで故人様や実家を思い出してご供養並びに自分は元気だよ。と言って安心していただけると思っております。
遺品整理は決して辛く苦しい出来事ではないと思っております。
こころ屋を御利用して下さるご縁を頂いた皆様が前を向いて進んでいく一つのきっかけになれば幸いです。