こんにちは
こころ屋 藤田です。
先日、以前お付き合いのあったお客様の遠方に住む息子様からお電話をいただきました。2年前、お母様が施設へ移られる際に、こころ屋がご協力させていただいたご縁があり、「母が暮らしている施設の設備が古く、生活しづらいと連絡が来て…」とご相談をいただきました。
「こころ屋さんなら、たくさんのご家族と相談していると思い、話を聞いてほしい」とのことでした。お母様が特に生活に不便を感じているのはトイレで、便器が小さくて使いにくいというお話でした。排泄は日常生活の中でとても大切なことですので、お母様の困りごとを解消したいと考えました。
息子様は、本当は自分で現地に行って助けたいとおっしゃっていましたが、仕事の関係でなかなか駆けつけることができないとのことでした。そこで、トイレ関連の業者をご紹介してほしいというご依頼でした。
私自身、遺品整理の仕事を始める前は葬儀業界やガス設備関係に携わっていたこともあり、こころ屋で対応できるとお伝えすると、「ぜひお願いしたい」とおっしゃってくださいました。
翌日、私はお母様が暮らす施設を訪問し、トイレを確認しました。
お母様のお話を伺ううちに、便器が小さいのではなく高さが問題であることが分かりました。
すぐに便座の高さを上げる補高便座を注文し、「少しの間だけご辛抱くださいね」とお伝えしました。そして2日後、再び施設を訪問し、ケアマネージャーさんの立ち合いのもとで補助便座を取り付けました。お母様に実際に座っていただき、問題がないか確認しました。お母様が笑顔で「良かった、ありがとう」とおっしゃった瞬間、こころ屋としても本当に嬉しく、やりがいを感じました。
その日のうちに息子様にも補助便座の設置完了をご報告しました。翌日、息子様から「母は大変喜んでいました」「まだ元気で生活してもらいたい」「今後も何かあったら相談したい」とのメールをいただきました。このお言葉に、こころ屋一同、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
今回のご縁をいただいた息子様をはじめ、高齢者施設や一人暮らしをしている高齢の方々と、遠く離れて暮らすご家族の心配を少しでも軽減できるよう、こころ屋はこれからもお手伝いさせていただきたいと思います。
いつでもご相談ください。お待ちしております。