こんにちは。こころ屋 藤田です。
早いもので、師走12月ですね。
毎年12月になると開業時の想いや初心の気持ちを思い出します。
そして、改めて思うのです。
私は当時、葬儀業界に席を置いていた時期がありました。
その当時、故人に対しご遺族に寄り添い、ご葬儀のお手伝いをさせていただいておりました。
しかし、ご遺族にとっては故人に対して、これで終わりではなく葬儀の一切が終了すると次にたくさんの
書類関係の手続きなどに走り回らなければならなくなります。
ご遺族は故人に対して、涙を流す時間がほとんどありません。それどころか疲れ切ってしまい倒れてしまうかもしれません。
現在の核家族化が影響してか、大多数の方が実家から離れた遠方に住んでおり
毎回、週末に飛行機や電車、マイカーで実家へ向かい、実家の整理に追われるといったご遺族が非常に多いのも事実です。
私が知る限り、「涙を流す暇もない。」というのがよくわかります。
そのあとで、私の母が突然亡くなり、自分自身が実家の遺品整理や書類などの手続きに走り回る経験を
したことで、他のご遺族の気持ちを身をもって体験したのです。
こんなに大変なんだ…と。
さらに私には障がいを持った弟がおり、その手続きにも追われたのです。
その時は、行政の方や施設の方々、そして周りの人達の優しさやご支援をいただいて本当に助けられました。
本当に感謝しかありません。
当時は私も勤め人でしたので、会社の方々にも大変迷惑をかけたと思います。
勤めながらの整理や手続きは精神的にも体力的にも疲れ果ててしまいました。
そして、全国にも同じ境遇の方々がたくさんいて、同じ思いをされていて、
それでもこの先、元気で生活をしていかなければならない人達のお役に立てれば。と思い、
遺品整理・生前整理・特殊清掃を専門とした会社「こころ屋」を立ち上げました。
今年も12月に、思い出してしまいました。
これからも、その時私が感じた初心の気持ちを思い出していこう。と思っております。
今後、弊社こころ屋と、ご縁で出会った方々には、
誠心誠意、心を込めて寄り添い、信頼関係を第一とし、心から安心していただけるようお手伝いをさせていただきます。
ぜひ、こころ屋を、私を頼ってください。
先月、私の撮影した画像です。福島大神宮より。