こんにちは。
こころ屋 藤田です。
今回は、遺品整理を行うにあたって何を大事に作業したらよいのか?
をお伝えしたいと思います。
日頃からありがたいことに沢山の方々からご依頼を賜りこの場を借りてお礼申し上げます。
さて普段、遺品整理や特殊清掃をさせていただくにあたりご依頼者様はお家の中を片づける時に「何もいらないのですべて処分してください。」「貴重品はすべて見たので大丈夫です。」と言っていただきます
しかし作業開始、早速お金(小銭)が発見されます!
そのあとお札が発見されます!
ご家族は、「え?どこにありました?」と驚いた様子。
こころ屋が関わったお家では約9割の確率でお金が発見されています。
ご家族は「お家の中のものは全部見たので何もないですから大丈夫です!」と言っていただきますが、ご依頼者様は気持ちが散漫、冷静でないことが多くあります。
当然のことながら大切なご家族が居なくなって正直冷静でいれるはずがありませんよね。(気持ちの整理には時間が必要です)
こころ屋がご縁を頂くご依頼者様は、常に気丈に接して頂き毎回本当に心から感謝しておりますが、見積ご訪問時こころ屋は必ず故人様とご家族の大切な関係のお話を伺うようにしております。そしてその時に何か故人様に対して気づきにしていただければ嬉しいです。
故人様が喜んでくれると思います!
また、急いで作業を進めてしまうとお金だけではなく家族にしかわからない大切な物まで捨ててしまう可能性がありますのでご注意を!
そうならないように少しでもご依頼者様のお気持ちに寄り添えるようスッタフ全員で取り組んでおりますので作業中もどんどんスタッフに質問声掛けしてください!
そうすれば大切なものを間違って手放さずに済みますし、後悔しなくて済みます。
一度処分されたものは二度と手元に戻ってくることがありませんので。
遺品整理後はご家族が前進するための節目ですから
確認するのは書類やお金だけではなく写真や手紙、衣類、生前故人の好きだった物などにもしっかり目を向けていただけたら必ず報われると思います。
ご家族は大変なご苦労がありますが、思い出と触れ合う最後の瞬間でもあります。
どうか遺品整理に係ることがある方は大切な人が残した証に向き合っていただけたら幸いです。
後悔のない遺品整理になりますように。