こんにちは、こころ屋代表 藤田です。
先日、札幌市にお住いの方からご遺品整理並びに特殊清掃のご依頼を受け
お見積りに合わせてお話も伺いました。
ご依頼者の方はご高齢の方でした。
この度お部屋の中で弟さんが孤独死していたと警察の方から連絡があり
気が動転しながらも葬儀などの一切を無事に済ませ、
次は部屋を退去するため部屋の整理片付けをしなければ・・・と。
ご依頼者様は一生懸命私に説明してくれました。
詳しい内容は割愛させていただきますが、私が見る限りかなり疲弊しており
厚い日が続いていたこともあり顔色が優れないのがよくわかりました。
後日、遺品整理と特殊清掃作業をさせていただき
無事完了の報告のためにご訪問させていただいた時に
開口一番、「体調は大丈夫ですか?」とお伺いしたら
ご依頼者様から「実は先日、今回の出来事がきっかけで、どんどん体調も崩れ
夜も眠れなくなり、過呼吸を引き起こしてしまい救急車で病院に運ばれた」
とお話してくださいました。
私もびっくりしてしまい、「今は大丈夫なのですか?」と聞き返しましたが
とりあえずご本人は落ち着ているので大丈夫との事。
まずは大事に至らず良かったですね。としか言えませんでしたが、
静かに暮らしていたのにある日突然、身内の死を知らされ、
それを受け入れられず、また私達には言えない沢山の悩み事が増え生活が一変してしまう。
これを読んでくださっている方々はどう思われますか?
今回のご依頼者様は
「もっとしっかり連絡を取り合っておけばこんなことにならなかったかも・・・」
と後悔されておりました。
(何年も連絡を取り合っていなかったそうです)
ご親族に限らず、友人・知人その人にとって大事な人は沢山いると思います。
安否確認とは言いませんが、後悔しないためにも時々でいいので、
連絡を取り合ってみてはどうでしょうか?
「お客様の笑顔のために」・・・こころ屋でした。